初めましてこんにちは
当ブログを運営しているハウスと申します。某国立医学部医学科で学生です。
すごくやらしい質問となるのはわかっておりますが医学生って皆さんの印象はどうですか？
すごい？金持ち？人生の勝ち組といったイメージでしょうか？
ここまで読むとすごくいやらしい人間に見えますが、僕の人生はそんな明るいものではありませんでした。ご安心ください
ざっくり言いますと医学部に受かるまで相当浪人しました（笑）、ほんとありえんくらい浪人しました。ほんと青春時代のすべてを捧げました。
この記事はそんな僕の人生失敗談ですが、良ければお付き合いください。
学生時代
僕は1990年代に生まれました。子供のころからすごく反抗心が強く、幼稚園時代から手のかかる子供だとよく母が言っていました学生生活の多くを勉強よりも遊びや部活動に費やし、勉強はあまりしないで育ちました。
学生時代は上記の通り勉強はあまり得意ではなく、さらに大学進学時の高校３年生では部活を引退してから不登校ガチになり卒業自体危うくなるという始末でした。部活ガチ勢みたいな人が周りにいませんか？僕がまさにそれでした、朝早く起きて朝練して、授業中は寝て過ごし、放課後は練習に参加し、練習後の自主練習では1人最後まで残って練習するという。高校時代はひたすら部活のため頑張り続けていました。そのために部活引退後は無気力になってしまい卒業も危ぶまれました。ちなみにバスケ部です。
大学進学はといいますとセンター試験だけを受験し、進学はせずそのまま浪人しました。なぜ試験を受けなかったかといいますと、センター試験直前に医学部に行きたくなってしまったためです。そのために医学部進学のために必要な科目を勉強しておらず、また受験科目も不足していたためです。そのため浪人が自動的に決定しますが、その後まさか壮絶な浪人時代を迎えるとはその時は全く予想もしていませんでした。
浪人時代
家庭が貧しいため浪人は許されたものの予備校へは通わせてはもらえず、私立医学部への道も閉ざされました。そのため医学部へは宅浪でかつ国公立のみにしました。また、まわりに医学部へ進学する友達もいなかったのですべてネットで調べて勉強を開始しました。
１浪目は毎日１０時間程度勉強しましたが、結果はセンター試験が700程度で到底医学部へ進学できるレベルには達しませんでした。1浪終了時点での偏差値は数学72、英語70、化学75、生物56程度でセンター試験での実力不足は否めないもののよく頑張った気がします。この結果に少し慢心してしまった自分もいます。
2浪目以降は仕事をこなしながら勉強していきましたが、結果は変わらないどころかセンター試験で680くらいに落ちました。これはおそらく易化や難化の振れ幅だと思います。しかし、これ以降もセンター試験の結果は650～720をうろつきます。ネットでは2次試験の成績上げればセンター試験もおのずと上がると書いてありましたが、僕の場合は文系での失点が多いためあまり当てはまりませんでした。
結果的にかなりの年数浪人しましたが、最終的にはセンター試験で830程度とり余裕で合格しました。ちなみに地元から結構離れた地方の国立医学部へ進学しました。
大学時代
大学入学当初は意識もすごく高く、授業も一番前列で聞きまじめに勉強する勤勉な学生でしたが、このまま医師になることに疑問を感じ始め、できるだけ無駄な授業は出ないようになりました。そこから段々と試験さえ受かればいいやとなり、授業は一切出ずに試験だけ受け進級していくスタイルとなり、おのずと僕の周りの友達もそういうコスパ重視勢に成り代わりました（笑）
こんな感じでブログタイトルの意識低い系医学生の誕生です（笑）
これだけみるとｇｍ野郎ですが、僕はこれでいいんじゃないかなと思っています。おいおい話していこうかと思いますが浪人時代に僕が1番学んだことといえばただがむしゃらに頑張ったところで結果は出にくいということです。 頑張るという過程が評価されるのは結果を出してからであって結果を出す以前には評価対象ではないということです。当たり前ですね（苦笑）
そんなこともあって今では医師になる以外の道を考えております。
ブログへの思い
受験時代はブログを自分で書くということは一切せず、ただひたすら他人のブログを見るだけでした。
なぜ、僕が大学生になってブログを始めたかといいますと僕の受験時代に僕みたいに多浪して医学部行きましたという合格体験談があまりなく、あったとしてもあまり参考にならなかった、だから僕が合格したら元多浪の合格体験談として僕みたいな経歴の人のために発信しようかなと考えたためです。
多浪は正直ホントにしんどいです。精神的にほんとに病みます、睡眠障害的なものにかかりあまり眠れずに朝が来て重い体を動かして仕事に向かう毎日、仕事の空き時間にスマホを使って勉強する毎日、浪人しても全然上がらないどころか下がったりもする成績....etc
この先浪人を続けて40歳とかになったらどうなるのか。果てしない不安の中、変わり映えもしない日々を過ごさなければならない窮屈さ。段々と薄れる人間関係、いったい自分の人生というのは何のためにあるのか？心の中に住まう闇に段々と思考や体の自由を奪われていくあの気持ち、体験した人でないとわからないと思います。
こういう体験から僕は同じような境遇にいる人々の力になりたく情報発信側に回りました。このブログは過去の自分への発信って感じで運営していきます。
コンテンツはこれからどんどん増やしていきますが、一応医学生であるために更新頻度はまちまちとなってしまいます。精一杯運営頑張るので宜しくお願いします。コメント欄でこういうのを記事にしてほしいとかもジャンジャン募集してます。
