どうもハウスです。
センター試験の国語の点数を上げたい受験生向けの記事となります。
どうしたら点数が上がるのか、また点数が安定しなくて困ってる受験生の悩みに答えていきたいと思います。
この記事を読むことでセンター試験の国語で高得点を安定して取るためにどうすれば良いかわかるようになります。
ちなみに点数的には160点以上取れるようになります。
ちなみに僕はセンター試験の国語で100点~150点程度を行き来していて得点が安定していなく、他の科目で点数が高かった年でも国語が100点とか低く出て、全体的に700点前後に落ち着いてしまい結果国立医学部に落ちるという1年の連続でした。
しかし、勉強法を変えた最後の年では模試で160点を切らずに最終的に本番でも180点取り、全体的にセンター試験の総得点も100点以上伸ばし合格しました。
センター試験国語の対策はたった3つだけ
センター試験の国語に特別な対策は必要ありません。
注意するべきことはたった3つだけです。
たったこれだけです。僕はこれを意識して勉強しただけで160点を切らなくなりました。
下記で具体的に説明していきます。
古文と漢文で得点を稼ぐ
現代文と異なり、古文や漢文は得点源になりやすいです。
理由は古文や漢文は個人の解釈力にあまり依存せず知識さえあれば誰が読んでもだいたい同じ解釈になるためです。
単語、文法、句法さえ覚えていれば解けます。
つまり古文、漢文は知識を詰め込むだけの作業ゲーです。
また、古文漢文は比較的短期間で点数があがり、また点数が安定しやすいので国語全体の点数が安定します。
小説を捨てる勇気を持つ
非合理で邪道な勉強法といわれても仕方ありません。
自分で言っといてあれですが、これだけ聞くと港でよく耳にする『センター現代文は本文を読まなくても解ける』みたいなうさん臭さがありますね。
ほんとは勉強する時間があればやるべきなんでしょう。
僕はセンター試験を徹底的に研究しましたが、小説はコストパフォーマンスが悪いと感じました。
たしかに解説を読めば何とか選択肢を切れることが多いですが、時には無理に読まないと(解答者の主観が設問者の主観と重ならないと)切れない場合があります。
また解答に至る根拠も予備校でばらばらなんてこともしばしばあります。
河合塾ではこの文から読み取っていたのに、東進では違う文から読み取ってるみたいな。
だから僕は小説は捨てていこうと考えました。本番は38点だった気がします。(現代文全体では80点)
過去問をやりこむ
徹底的に過去問をやりこむのが大事です。
具体的には過去問を2000年から2019年度までの20年間分を本試験、時間があれば追試験も徹底的にやりこむのが大事です。
僕は1990年代からやりましたが、そこまでやらなくてもいいかもです。
昔の問題は問題文が短いのと、難易度が低いために現代のセンター国語に適応していないからです。
現代文は後回しでよい
国語の点数を安定させるために現代文の勉強は後回しにしていいです。
理由は、現代文は勉強してもなかなか上がりにくくまた、得点の安定性も低いためです。
特に小説は市販の参考書を使い過去問を25年分をやりこんでも結局点数はあまり安定しませんでした。
コスパの高い順に勉強していく
センター国語ではコストパフォーマンスは漢文>古文>>論説文>>>>>小説です。
なのでこの順に勉強していけばいいですが、どうせなら古文と漢文は並行して行うのが良いです。
理由は、古文の文法の知識が漢文で生かされるためです。
試験の順番も古文・漢文から解く
これはあくまで参考程度にしていいですが、僕は個人的に解く順番も現代文を後回しでいいと思います。
実際に解いた順番は古文→漢文→論説文→小説でした。
理由ですが、2つの理由からなります。
①古文・漢文は短時間で解答できる
②現代文の論説文は時間をかければ正答率が上がる
①についてですが、解答理想時間は30分(漢文10分、古文20分)程度です。
余った時間を現代文にあてれば最大限に実力を発揮できる可能性が高いというわけです。
ただし、自分なりの順番がある場合そちらを優先してください。
短期で集中して仕上げる
だらだらやるのは良くありません。基礎を固めたら復習しつつ一気に演習すべきです。
僕は12月に入るまでは古文や漢文には触れずに、12月前半に基礎を固めて、後半から毎日3年分ずつ過去問を解いていました。
漢文は最初は句法の参考書を見ながら解いていました。
演習しながらの方が必要な知識を効率的に学習できるので学習効果が高いです。
毎日3年分やると過去問がすぐに終わるので、何周も繰り返します。僕は20年分以上を合計3周はしました。
模試問題を利用する
過去問を全てやってしまった場合は漢文、古文に限り模試問題を利用してよいです。
古文漢文は結局知識問題ですから、模試でも十分知識の定着には効果的だからです。
現代文はダメなの?っていう意見はあると思いますが、個人的にお勧めしません。
よく言われるように、現代文はやはり模試とセンター本試験ではどこか違う気がするからです。
注意ですが、古文漢文でもセンター試験直前にはきちんと過去問を解きなおしてください。
おすすめは河合塾の模試問題
おすすめは河合塾の模試問題です。
理由は河合塾はセンター試験の問題を非常によく分析していて、問題の傾向も本試験に似ているからです。
また知識レベルも同等かやや難易度が高い程度でちょうどいいです。
聞いた話では河合塾の模試問題作成講師は複数人関わっているために講師の個人的趣向が問題に反映されにくく本番に近いそうです。
駿台は逆に講師の癖が強いイメージです。
模試問題が本番と被った事例が過去にある
ごくたまにですが、模試問題がセンター試験本番と被ることがあります。
以前にZ会が古文の題材を的中させ話題になりました。
当然ですがこういった場合、その問題を解いたかどうかで大きく点数が異なるために実力が反映されにくくなります。
そういう理由もあって模試問題を多少利用するのは手だと思います。
もちろん題材が当たる確率はかなり低いです。
国語は減点法の思考でとらえるのが大事
ここまで説明してきましたが、医学部受験生にとって国語とは如何に失点を抑えるかでとらえるのが良いかなと思います。
9割取るぞ!って意気込むよりは160点を切らなければ失点は40点で済むなといった捉え方の方が精神的にも楽です。
失点40点の配分の内訳
古文漢文で10点の失点、現代文で30点の失点と分配するのが現実的かなと思います。
古文漢文は知識積めば満点も可能で(実際に僕が満点でした)落とすとしたら10点で設定、現代文は波があるので論説文でしっかりとり、小説で20点程度の失点と見ておく。
実際に僕はこの点数を見ていたので小説で自身がなくても精神的に焦る事がなく、しっかり自分の実力を出せたと思います。
本日の話は以上です。お読みいただきありがとうございます。