意識低い系医学生の日記

意識低い医学生の日常をつづるブログです。臨床医学、基礎医学、CBT、国試、プログラミング、DeepLearning、ブログ、スロパチ、釣り、Youtubeなど何でも関心のあることに関して書いていきます。

スポンサーリンク

【リスニング】センター英語のリスニングは捨ててもいいよって話(ぶっちゃけ勉強してもあまり意味ないです)

f:id:tarounohitorigoto:20191115205350j:plain

どうもハウスです。

今日はセンター英語のリスニングについて話します。リスニング全然やってこなくてどうしたら良いんだろうって受験生やあまりリスニング対策に時間をかけたくないって人向けの記事になります。

僕はリスニングあまり得意ではないです。センター試験ではいつも40点前後でした。でもぶっちゃけ合否には関係ないです。それでは話していきます。

リスニングは合否には影響しないから捨てても問題ない

f:id:tarounohitorigoto:20191114110649j:plain

結論を言いますとリスニングは合否に影響しないです。

詳しく言うとリスニングを勉強するならば他の科目に時間を費やした方がコストパフォーマンスが高いですよって話です。

リスニングの勉強は効果が薄い

理由は単純で、多くの国立医学部では英語の点数はリスニングと合算した後200点に圧縮されます。英語の筆記の勉強をきちんとしていれば30~40点は取れるので満点取った人との差は8点~16点しかありません。

16点はでかくない?という意見が来そうなのでさらに説明します。この16点というのはリスニング30点の人と、リスニング満点の人の差です。リスニング30点の人はおそらくめっちゃリスニング苦手な人で、リスニング満点の人はめっちゃ得意な人です。

この両者の差はたった16点です。別科目にして話します。数学が苦手な人はセンター試験で60点程度しかとれませんが、数学が得意な人は数学で90点以上、ときには満点を取ることも数学であれば不思議ではありません。この両者の差は30~40点程度あります。

リスニングをいくら勉強しても満点は期待できない

このことは結構ブログでお話ししていますが、いくら得意科目であっても満点をとれる可能性は結構運ゲーです。つまり上の話で上げた点数差16点が付く可能性は結構低くて、実際は10点程度くらいが妥当です。この10点で合否が分かれる可能性を考えると僕は正直無いと思います。

もちろん10点差で落ちたとかいう話は聞きますが、それは全体の点数での話であって一つの科目で付いた、とりわけリスニングで付いた点数というわけではありません。またリスニングがいくら苦手でも30点は結構低いです。そもそも受験生全体の平均点が30点前後ですので医学部受験生であれば36点程度は取れるかと思います。

コスパ(時間対費用)を考える

僕は常々コストパフォーマンスを考えて勉強してほしいと言っています。つまりは要領よくやることってことです。簡単な話ですが1か月やりこんで30点上がる勉強法は、1か月やりこんで20点しか上がらないどんな勉強法にも勝ります。リスニングの勉強にどれほど時間をかけますか?

36点から46点の10点(換算後の得点は8点)のために毎日30分勉強程度勉強するのはもったいない気がします。捨てるのも手だと思います。

リスニングの勉強は効率的にやる

f:id:tarounohitorigoto:20191115210322j:plain

上記のように言いましたがそれでも勉強しないと不安という方はいると思うので勉強法を記します。

勉強法で大事なのは一石二鳥、欲を言えば一石三鳥できるような勉強が理想的だと考えています。リスニング対策のみに絞った勉強法はあまりおすすめしないです。

効率的に勉強するにあたる前に港ではリスニング対策では必ずこれといった有名な勉強法の中で、必ずしも僕はそのすべてをお勧めしてはいないです。

ディクテーションは時間の無駄

よくあるおすすめ勉強法でディクテーションというのがあります。このディクテーションとは英文を耳で聞き、聞こえたままに英文を書きだす勉強法のことです。

英語には音と音の繋がりによって単語通りに読まれないことが普通にあります。『good morning』 は『グットモーニング』とは発音されず、『グッモーニン』と発音されます。

聞き取れない発音はもちろん意味が分かりません。ディクテーションで大事なのは自分が聞きとれない音の把握です。

しかし英文すべてを聞き書きとっているとはっきり言って時間の無駄です。聞き流し、その際に自分の聞き取れなかった英文にチェックを入れて何度も聞く方が効率的です。

英単語集付属のCDはリスニング対策には不向き

これも結構言われますが英単語集のCDを使うといった方法です。僕はリスニング対策に絞るならあまり効果はないかなと感じています。理由はリスニング問題が解けない原因は以下の2点だからです。

・音が聞き取れない

・言い回しを知らない

音が聞き取れないというのは上記に説明した音の連鎖のせいで何を言っているかわからないために英文の意味が取れないことで生じます。このせいで設問を落としてしまいます。個人的に80%程度はこれが原因で解けないと感じています。

言い回しを知らないというのは熟語・イディオム関連の知識の欠如で起こる問題です。普段から語彙の対策を積むしかないです。

英単語集付属CDでは英単語1つ1つの発音を知れても、音の連鎖を学べないことが欠点です。また例文を読んでくれる英単語集もあるかもしれませんが、1文だと短すぎてあまり対策にならないかなと感じました。そのために英単語集でのCDをリスニング対策に使用するのはお勧めしないです。

ではどうすれば効率がいい勉強ができるか話します。

長文読解の問題集に付属してあるCDを使う

f:id:tarounohitorigoto:20191115211057j:plain

最近の市販の長文読解の問題集には付録にCDが付いてあるも多いです。自分の読んだ長文読解の本をやると以下のメリットがあります。

・リスニング対策になる

・速読の練習になる

・復習が出来る

一石三鳥の勉強ができるのでコストパフォーマンス的に理想的です。少し補足説明します。

リスニング対策になる

長文対策のCDではある程度の長さの英文を読めるために実際のリスニング問題に近い英文(おそらく市販の長文対策の長文の方がリスニング問題に読まれる英文より難度が高い)で勉強できますのでリスニング強化ができます。文全体の意味を大まかにとる練習と音の連鎖で聞き取れないところを集中して聞いてください

速読の練習になる

速読の練習で一番大事なのは返り読みをしないことにあります。リスニングでは左から右に英文が読まれていくので戻る事はないです。そのために返り読みしない練習になります。

CDを聞きながら速読の練習をするのがおススメです。この際英文をある程度の区切りを付けて意味を取っていくスラッシュリーディングをするのがおススメです。

復習が出来る

僕は英語の最高の勉強法は多読だと言っています。しかし、読みっぱなしは良くなくて復習も徹底してほしいと考えています。そこで長文の復習の際にCDを使って勉強すれば効率的に勉強できると考えています。

昼飯を食べている際や、空いた時間、寝る前にCDを聞いてその日やった英文を復習しながらリスニング、速読の対策をしていくのが理想です。

おススメしない勉強法

f:id:tarounohitorigoto:20191115211350j:plain

ここからは僕がおススメしない勉強法を紹介していきます。実際に僕がしていた勉強法であまり効果がなかったなって勉強法です。

洋楽を聞く

はい。でましたねこの勉強法。まじで意味ないです。これほど役に立たない勉強法はあるのかっていう勉強法です。勉強している気分にさせてくれますが、洋楽は全く効果なしです。,/b>

エミネムなど一部の歌手を除き歌ではしゃべる速度が遅いです。またスラングなどもあるために勉強になりません。言い回しも別にセンター試験に合わせて歌っている歌手でなければ(そんな歌手いたら受けますが)語彙での勉強にもなりません。なのでお勧めしないです。

英語のニュース、TEDなどを聞く

Amazonで調べるとCNN English Expressなどのニュースを題材にしたリスニング教材がありますが、レベルが高いのとお金がかかるのでおススメしないです。また教材が増えれば増える程復習量が増えて大変です。それだったら長文の参考書についているCDを聞くのが効率的。

またTEDなるものを知っている受験生も多いのではないかと考え一応触れておきます。TEDは一応無料のリスニング対策になりますが、以下の点で悪い点があります。

・話者によって話す速度が違う

・訛りがある

・センターレベルに適していない

以上のデメリットがあるのでおススメしないです。ただTED自体は大学生になった今でも聞くほどいいサイトであるのは否定しないです。ただセンター試験のリスニング対策と考えるとあまりよくはありません。

短期間で点数を上げたい受験生へ

受験生の中には僕みたくめんどくさくて短期間でリスニング対策をしたいって方もいると思います。正直僕は2週間前くらいからリスニングやってれば40点程度はとれると思います。,/b>

最強の参考書は過去問

f:id:tarounohitorigoto:20191115211932j:plain

どんなにリスニング対策をしても実際の問題に触れておかないと実際の試験で実力が出ない可能性があります。

リスニング問題では短文、長文、応答文、図表埋め問題など様々力を試されます。ただ英文を聞き取ればいいのではなく、きちんと設問に沿って英文を理解しなくてはいけません。

それには実際の問題に触れることが大切です。なので過去問をやるのがベストです。

リスニングでの集中力の欠如をなくす

長文のリスニング問題を経験していないと実力以上に失点してしまう可能性があります。それは集中力の欠如によって起こります。集中していれば聞き取れる簡単な英文も集中していないと聞き落とす可能性があります。

なので過去問で集中力が切れない対策をすることでリスニングの体力をつけるのが大事です。

最後にですが、ぶっちゃけ現時点でリスニング36点程度模試などで取れているならば対策は不要です。そこに時間を使うなら別の勉強に時間を注いだ方がよいです。総合点で勝つ人が入試で勝ちます。

今日もお読みいただきありがとうございました。