意識低い系医学生の日記

意識低い医学生の日常をつづるブログです。臨床医学、基礎医学、CBT、国試、プログラミング、DeepLearning、ブログ、スロパチ、釣り、Youtubeなど何でも関心のあることに関して書いていきます。

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【宅浪生向け】浪人を親から反対されている場合の対処法(両親からの支援は受験で必須!)

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どうもハウスです。

浪人は予備校に行かずともすごくお金がかかります、生活費だけでお金って結構かかるんです。だからご両親はできるかぎり浪人せずに大学へ進学してほしいと考えています。そういった場合ご両親と衝突することもあると思います。ご両親と進学か浪人かで衝突した際にどうすれば説得できるか僕なりにしてきたことを話します。

【宅浪生向け】浪人を親から反対されている場合の対処法(両親からの支援は受験で必須!)

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受験勉強はご両親の支えがあってこそのものです。決して1人でこなしてるんだという意識は持ってはいけません。進学も浪人も一緒に相談しながら考えることが大切です。

たまには家で勉強する

たまには家で勉強することをお勧めします。ただ家で勉強するだけでなくご両親の目につくところで勉強することがポイントです。休日なんかは特におすすめです。ご両親はおそらく仕事や家事で皆さんが受験勉強にどれだけ熱心であるかを知らないことがあります。またわかってはいるつもりでもいざ目の前にすると意識が全然違うと思います。僕は浪人を重ねるにつれ段々と親と仲が悪くなっていきました。まるで腫物を触るかの如く僕と親の間には深く隔たりができ、お互いに受験の話などは消えました。

そんなおり、僕はあえて仕事が休みの日には家で勉強しました。あえてリビングで目に付くところでやりました。そうすることで段々と親の中で意識が変化したのか、僕の模試のことや、受験料のことなども支援してくれるようになりました。最終的に合格した時も僕よりも父親の方が喜んでいました。

少し変わった一例かもしれません、でも親の理解をこの方法で十分得られたなと感じています。

家事の手伝いはできる限りやる

家事の手伝いはなるべくやりましょう。特に自分の服の洗濯、皿洗い、風呂掃除などはきちんとやっておくといいです。これはご両親とうまくやっていくということだけでなく、大学で一人暮らしをする際の基礎固めになるからです。僕の親は常に掃除をすることを小さいころから子供に言い聞かせてました。僕も何度も散らかしたまま遊びに行ったりして怒られたのですが、中学生くらいになると自然と片付けや掃除はできていま遠くの土地で一人暮らしをしていますが全く部屋を汚すことなく、毎日掃除するのですがそれも苦にならないくらい習慣づいています。洗濯は一緒に洗濯した方が経済的だとかあるので無理にやる必要はないかもです。

仮面浪人を選択する

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医学部に受からなかった場合に仮面浪人という選択肢もあります。多くの人は薬学部、歯学部、看護科などに進学します。ご両親を説得できるとは限りませんが、大学に進学してとりあえず時間をおいてからご両親に医学部へ諦められないから受験させてとお願いするとうまくいく場合があります。おそらく自分の息子・娘が浪人しているという世間体に耐えられなくなっているか、将来を考えた際に浪人年数を重ねると道が狭まると考えているからでしょう。

仮面浪人であれ仮面でありますから浪人生という姿は一応世間から隠せますし、そのまま浪人するよりは進学した方が就職的にもよいということでしょう。そういうこともあって説得できる可能性はあります。

仮面浪人のメリット・デメリット

ここで仮面浪人のメリットデメリットについて教えます。

メリット

  • 精神的にリフレッシュできる
  • 滑り止めを受ける必要が無くなる

デメリット

  • 学費がかかる
  • 大学の授業と受験勉強を並行してやらなければいけない
  • 受験の際に大学に許可を取る必要がある


メリットですが、浪人を続けるとやはり環境があまり変わりません。失敗を積み重ねている環境に居続けるのは無意識的に自己肯定感を下げてしまうので精神的によくありません。大学へ進学すれば大きな変化があるので一度リフレッシュして受験勉強を開始できます。

ネットでググると仮面浪人で成功した人たちのブログを発見できると思います。島根の医大生さんとかは有名ですね。彼も1度は他学部へ大学進学をしてそこで思いとどまりもう一度受験して成功という道を歩んでいます。

また大学へ進学すると滑り止めを受けなくてよいので経済的な負担や精神的負担(試験受けると疲れますからね)を下げることが出来ます。本番の試験のみに集中できるのでエネルギーの無駄が省けます。

次にデメリットですが何より国立に行くにしても学費が必ずかかります。国立ですと授業料のみで50万程度1年でかかります。また親元を離れる場合生活費がかかりますのでプラスして100万程度かかります。

さらに大学は学問を学ぶ場所です。そのため当然ですが授業があります。文系か理系かで大変さを変わりますが、おそらくこのブログの読者さんは理系だと思いますのでおそらく1年次は1日に平均して3~4時間程度大学の授業に時間を取られると思います。そのうえにバイト、友人との関係など考えるといかに勉強時間を確保するのが困難かわかると思います。2年次からは専門が科目が始まるのでもっと時間が無くなります。

最後に、これは国立大学へ進学した場合などに大きな問題になるのですが、いわゆる二重在籍問題です。私立大学でも受験の際に許可証なるものを自分の通う大学へ申請しなくてはいけないなどあります。合格すればその大学とは縁を切れますが、もしも落ちた場合のことを考えると少し気まずいですよね。

以上にあげたデメリットの他に自分の勉強時間の確保のために一人になる必要があります。大学のみんながワイワイしている中ひとり孤独に勉強しなくてはいけません。仮面浪人友達を作れたらいのですが、なかなか仮面浪人をしている人たちは自身の境遇については話しませんので難しいと思います。

環境を変えることで合格可能性を上げる

宅浪で失敗した場合もう1年宅浪したいというよりは予備校へ通わしてほしいとご両親へ懇願するのも一つの手だと思います。同じ環境よりは違う環境でやった方が成功すると考えるためです。また予備校でなくも同じ宅浪ならば家庭教師というサービスも十分環境を変えるのでありだと思います。実際に僕は家庭教師のサービスを一時期利用していました。うまく活用すれば予備校よりもコストを抑えて学習効果を得られるのでお勧めです。また別記事にしますね。

予備校と家庭教師の選択肢比較

僕は予備校へは通えなかったのですが、家庭教師は頼んだことがあります。家庭教師の良さは何といっても個別に対応してくれることです。予備校は講師が授業を展開するだけで生徒1人1人には対応してくれません。しかし、家庭教師は勉強計画を作成したり、その計画を基に課題を作ってくれたり、質問対応もしっかり理解するまでしてくれます。事実を書いてしまうと予備校関係者から叱られるかもですが、市販の参考書があればぶっちゃけ予備校の授業要らないです。

アルバイトをしてみる

アルバイトをするのは自分のお金を稼ぐという意味だけでなく、社会との接点をもつというのが大きな利点です。浪人生は基本的には孤独です。人とあまり関わる機会がありません。そのため自分の世界に閉じこもってしまう可能性があります。10代や20代の最初で人と関わらないのは人間として大きな成長をする機会の損失です。実際この時期に多くの時間をひとりで過ごして大学生になった人たちはコミュニケーションの問題に大学生になってからぶつかります。

週に一回でもアルバイトするとしないでは大きく違うのでお勧めです。

日常的に会話をする

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浪人をして自分の世界に引きこもるのはわかりますが、支えてくれる家族とのコミュニケーションはきちんとしておくことをお勧めします。

進学時にも多額のお金がかかる

大学へ合格しようがしまいがお金はかかるものです。そのお金を負担するのは自分ではなくたいていの場合ご両親のはずです。自宅から通える大学へ行くのか、1人暮らしするのかでは大きくかかってくる費用が異なります。実家から離れて一人暮らしだと帰省時にもお金がかかりかなり大変です(実体験です)。

そういう面でもやはりお金の負担はご両親が賄うと思いますのでどこの大学を受けるのか、私立なのか国立なのかまた大学進学時奨学金はいくら借りるのかなどきちんと話し合っていく必要があります。

日ごろから感謝をする

自己啓発みたいな内容かもしれませんがこれは事実ですので言いますが、ありがとうを自然といえる人間になりましょう。過去の自分に声をかけるならこのことを一番言いたいです。家庭環境があまりよくなかったのも事実ですがそれでも寝る場所を提供してくれた家や、勉強したり、仕事終わりにご飯をだしてもらったりしたことは多くの面で受験時の助けとなりました。こういう基本的なことが出来ていないと受験はおろか人生の様々なことにつまずきます。まじな話です。

最後にまとめですが、受験は一人の闘いではありません。支えてくれるご両親、友人、恋人などの理解はしっかりしとくといいです。また失敗を繰り返している環境に居続けるのは精神的によくないです、環境を変える道を模索するのも大事です。また大学進学時には多額のお金がかかるのでそういった面も注意しておきましょう。

長くなりましたがこれで以上です、お読みいただきありがとうございました。