意識低い系医学生の日記

意識低い医学生の日常をつづるブログです。臨床医学、基礎医学、CBT、国試、プログラミング、DeepLearning、ブログ、スロパチ、釣り、Youtubeなど何でも関心のあることに関して書いていきます。

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医学部受験いつまで浪人を続けるの?

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どうもハウスです!

受験生の皆様前期試験お疲れ様でした!

結果がどうであれここまでの道のりを頑張った人にはきっと良い結果が待っているはずです。僕はそう願います。

今日の記事は、そういう人たち向けではなく今年入れないかもしれず来年どうしようか考えている人たちへ向けて書きます。

医学部受験で付きまとう、いつまで浪人を続けるべきか?そういった疑問にぶち当たると思います。

今日はそういった疑問に答えていきます。

 2浪までが1つの分かれ目

現役生、1浪生に向けて書いていきます。

僕は高校時代はあまり大学進学へ向けては意欲的ではなく、高校卒業直前に医学部志望へと進路を変更しました。

そういう立場から考えますと、2浪までが1つの分かれ目だと僕は考えます。

僕は高校卒業時、数学3もやったことがなく、理科も1科目しか履修しておらずまたその科目も大学受験レベルでは偏差値55とかそのレベルでした。

高校在学時に国立受験を考えたこともなく、国語、社会なども勉強していなかった僕は1浪時にありとあらゆる科目を医学部レベルへと引き上げるのに苦心しました。

結局、1浪時で医学部受験にはたどり着けませんでしたが、国立中堅レベルには到達させることはできたとは思います。

詳細はあいまいですが、理系科目は河合塾模試で偏差値63∼67程度、センター試験は714点程度でしたたぶん。

1年きちんとやれば大体この程度には行けるはずです。これでも勉強時間は全然足りていなかったと思います。(1日10時間やれる日はやりましたが)

そんな経験から思いますが、正直な話大学受験なんて2年間あれば十分です。多浪した僕が言えることではないかもですが。

2浪して受からない人はずるずる3浪、4浪へと行ってしまう気がします。

 3浪以上で浪人続けるか悩んでる人へ

3浪以上は世間的には多浪となります。なのでここから先は何浪であろうと同じ括り方をします。

3浪以上の方で、来年以降の受験をどうしようか考えている方にお話しします。

僕は余裕で3浪や4浪なんて越えてきたものですが、今過去を振り替えりどうして浪人を続けたか?そんな疑問を考えていきます。

この解答は恐れ多いですが、僕には医学部受験が到底達成不可能な目標に思えなかったからです。

最後の年かその年の前から何となくですが受験勉強ももうおわるななんて考えていました。

いつか終わる、いずれ受かるそう考えていた僕ですが、とはいうものの成績はあまりふるっていませんでした。

2浪以降僕の成績は天井にでもたどり着いたかのように横ばいで、やや上がる程度でした。

それでもいつかこれも終わるなとそう信じていました。そういう確信がありました。

ただやみくもにやるのではなく、確信があったからこそ辛い受験を耐えられました。

もう引き返せないからとかという理由で浪人を続けるのはやめた方がいいです。そんな理由で受かるほど医学部受験は甘くないです。下で話します。

ほんとあいまいで申し訳ないですが、その選択に勝機はあるのか?考えてみてください。意外と潜在意識下の自分は正直ですよ。

 浪人を続ければ合格する可能性は上がるどころか低くなる

ここからは少し厳しい現実を言わなければなりません。不快になってしまったら申し訳ありません。

つい最近国試浪人という僕には耳が痛くなる話題をYoutubeで聞きました。

それは医師国家試験合格率と現役(新卒)浪人の関係についてです。グラフ化したのが下になります。

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このグラフから分かるように浪人年数に従い合格率は減少していくそうです。

4浪以上に関して言えば4人に1人という結構シビアな数値となっています。

同様のことが医学部受験にも当てはまります。

医学部に入れば大体どこの大学も現役が一番多く、次に1浪、2浪と順に減っていきます。

浪人を続けるのはなかなか難しいです。受験勉強自体に飽きてしまう事や、同級生との比較で苦しむ人、将来に対する漠然とした不安なども浪人生の精神をむしばんでいきます。

上記の理由から段々と勉強意欲が減っていき、成績も下がりますし、そのことでさらなる精神への負の影響を与えてしまいます。

浪人するならばやはり自分の精神状態をきちんと客観的に評価できるような冷静な判断力が結構大事だと思います。

当たって砕けろ的な発想で受かるほど簡単ではありません。

 東大や医学部は敗者復活戦の延長ではない

何浪もした挙句東大や医学部以外の道がなくなったって人がいます。

これについて言及しますが、厳しい言い方ではあると思いますがそういう方々が来る場所ではありません。

別に目指すのは構わないですが、まず受かりません。

僕は結構な多浪を内外問わず知っていますが、そういう理由で入った方を知りません。

理由ですがそもそも医学部受験や東大受験のハードルが高すぎます。たとえくぐれたとして東大ならまだしも、医学に関心がない人たちがあの無味乾燥な知識を頭に入れられるのか疑問です。

医学に関心のある僕でさえ、講義や実習、試験は拷問です。ほんとに苦痛でたまらないです。そう考えるとやはり厳しいかなと思います。

別に僕はそういう一発逆転な発想が嫌いなわけではありません。どんな世界にもそういう夢があってもいいじゃないですか

ただ今までほんとにそういう方とあったことがないです。

 まとめ

最後に今日の記事をまとめます。

医学部受験の引き際に関しては、2浪が1つの分かれ目だと思います。

それ以上浪人するならばそれなりの根拠も持つべきです、僕の場合は圧倒的な自信でしたがそういう自信のおかげで浪人中も精神疾患をきたすことなく前向きに何とか踏ん張れた事が合格に結び付いたと考えています。

また、逆にやみくもに浪人するのはダメです。一発逆転的な発想は禁物。

以上お読みいただきありがとうございました。