どうもハウスです
本記事では英語の勉強で速読の方法を探してる人やどうしたら速読できるかなっていう受験生の疑問に答えていきたいと思います。速読にはきちんとコツがあります。コツさえ習得できれば受験英語で要求される速読力は習得できます。この記事で出し惜しみなくしっかり解説していきますので安心してください。
この記事を書いている僕はセンター試験で198点のアクセント1ミスでした。高得点をとれたのも長文読解で速読できたおかげで見直しに時間を回すことが出来たからです。ちなみに英語の速読法は現代文などの他の科目にも応用出来たりします。
速読するコツはたった3つだけです
速読のコツは以下の3つです。
これだけです。これさえ押さえれば誰でもできますし、簡単ですよね。それでは1つずつ説明していきますね。
返り読みをしない
返り読みをしないとは英文を読む際に左から右に読んでいき、1度読んだ文は2度は読まないということです。しかしこれだけ言っても何も役立ちません。
それは実際に返り読みをしないというのは難しく訓練を積まないとなかなかできるものではないからです。でも大丈夫です。これにもきちんとコツがあります。これから話します。
スラッシュリーディングを使い、意味の区切りを付けて読む
まずはスラッシュリーディングを説明します。言葉で説明するよりは実際に見たほうがいいと思うので英文を取り上げてみます。注目点はどこに区切りを入れて読むかです。
Thanks to learning the speed reading method that dose not read back, I was able to read English quickly and improved my English score.
この英文の意味は次のようになります。
返り読みをしない速読を学んだおかげで、私は英文を早く読み、英語の点数を上げることが出来たとなります。
この文章を読む際にスラッシュリーディングを実践しますと次のような意味の区切りを付けて読んでいくことになります。区切りごとに順番に番号をつけておきます
①Thanks to learning the speed reading method /②that dose not read back,/③I was able to read English quickly /④and improved my English score.
頭の中で訳すときは次の4つの意味区切りとなります。
①速読を学んだおかげで②返り読みをしない③英文を早く読むことが出来た④英語の点数を伸ばした
頭の中では上記のように意味を区切って、最後に整合して英文全体の意味を取っていきます。
このように意味区切りを取ると複雑な文章も返り読みせず、意味が取れるようになります。次にどこに区切り(スラッシュ)を入れて読むかということですが、基本的に区切りは自分が意味が取れる最大範囲で取りましょう。区切りが多すぎると全体で意味を取る際に複雑になりますし、逆に時間がかかってしまいますし、これでは元も子もありません。
一応の目安として僕は接続詞、関係代名詞、前置詞あたりで一回区切りを入れています。でもこれといった正解はありません。文章を読んでいく際に自分の区切りを入れるタイミングを計っていきましょう。
英文をなぞりながら読む
英文を読んでいくとき意外と難しいのが集中力を一定に保って読むということです。読んでいて同じ段落を読んでいた経験や、何度も何度も意味が取れなかった経験はないですか?僕は結構あって、かなり時間ロスしていたんですよね。ここで僕がやっていた方法なんですが、ペンを使って英文をなぞりながら読むという方法です。
指を使ってなぞってもいいですが、僕は設問部近くを読む際に筆者の主張などにマーカーを引いてたりしてたのでペンの方が都合がよかったです。この方法を使うと集中力を保ち読むことが出来て返り読みをしなくても意味を取りやすくなります。おすすめです。
声に出しながら英文を読んでいく
英文を読んでいくときに声を出しながら読むと理解度が高まります。これは視覚的に見た情報が声に出して耳に入ることで聴覚からも情報を入れることが出来るからです。
情報を取捨選択しながら読む
英文には筆者の主張の他に、一般的な反論、具体例、再主張などいろいろな情報が含まれています。そして入試問題ではほとんど筆者の主張をつかむ趣旨の問題で構成されています。そんなわけでここで重要なのは筆者の主張のみです。それ以外の情報は補足的なもので極端な話をすると読まなくてもいいです。
速読を実践する際このように情報に強弱をつけて読むことも大切になっていきます。それではそうすればいいか話していきます。
具体例を読む際は大まかに理解できれば良い
For exampleなどで始まる英文は正直適当に流せばいいです。当たり前ですが具体例というのは筆者の主張を補足するためのものなので主張さえ掴めていれば、読まなくてもいいくらいです。
こういう具体例の文章はそもそも出題箇所にはなりませんので飛ばし読みでもいいです。つまり意味を取らなくてもいいです。
英文の主要素に対する修飾語区は切り離す
英文の主要素とはS,V,O,Cのことです。名詞にthatやwhichなどの関係代名詞などがあった場合僕はこの部分は流し読みをして修飾文の終わりを探していました。主要素さえ取れれば文全体の意味が取れるからです
主要素のみに着目すれば時間をかけずに意味を大きく取れるのでお勧めです。読んでいく際に不安になるかと思いますが修飾部分はあまりメインの主張ではないので読み飛ばしても文章の主張を取り違えることはありませんので大丈夫です。
ディスコースマーカーに注意して読む
ディスコースマーカーとはbutやbecauseなどの文と文のつながりを示してくれるつなぎの言葉です。このマーカーに注意して英文えお読むことで文章の理解度を上げられるだけでなく、読む時間も節約できます。それはこれから先の英文展開、つまり英文の内容をあらかじめ教えてくれるからです。これさえ理解できれば英文の流れを予想し読んでいくことが出来ます。
ディスコースマーカーは情報の質を教えてくれる
情報の質とは何でしょうか?再度繰り返しになりますが、英語の文章には主張、具体例、再主張、反論などがあります。この際にどこが設問に関係しないかといえば具体例です。そして具体例には多くの場合For example、For instanceなどのディスコースマーカーが付いています。
これらは具体例を示すマーカーですので次に来る文章はそこまで読まなくてもいいというわけです。結構意識するだけで読むスピードが違いますのでお勧めです。
ディスコースマーカーを使えば設問を解く際にも使える
長年英文を読んでいくと入試問題の傾向が読めてきます、その1つに設問部は文章全体の中で重要な箇所が多いというものがります。上でも言いましたが問題になるのは筆者の主張部分であることが多いです。
そして筆者の主張やつ強い表現の前にはこうしたディスコースマーカーが置かれていることが多いです。例えばnot only A but also Bといった有名な表現があります。訳すと『AだけでなくBも』となりますが、ここで筆者が言いたいのは情報Aではなく、情報Bです。
実際に入試問題ではBが問題に問われることが圧倒的に多いです。こういうところに注意できると記述問題や選択肢問題 などにも対応でいるようになりますし、解答を探す際に時短できます。
今日の記事は以上となります。速読のコツをお話ししましたが、これを実際に英文を読むときに意識して練習していかなければいけません。慣れれば自然とできるようになりますが、最初は大変です。でもマスターすれば確実に合格までの距離を近づけてくれるものなのでぜひ習得してください。
本日もお読みいただきありがとうございます。